ちらしの裏の使い方

事前作業

Java の実行環境を用意します。
JCE (Java Cryptography Extension) の制限を外します。 これはちらしの裏の話ではありませんが、一般的ではないので別のページで説明します。

使用するポート(初期値は24804)を開けます。

起動

ダウンロードページから最新の書庫をダウンロードし、好きな場所に展開します。
必要なら設定を行った後、chiraura.jar を実行します。

読み書き

2ちゃんねるブラウザの互換掲示板利用機能を使います。

板の登録

板の追加で、URL を http://localhost:{2ちゃんねるブラウザ用ポート番号}/{板}/ の形で登録します。
2ちゃんねるブラウザ用ポート番号の初期値は 22266 です。
板は英数字なら好きに使えます。試用の板は test です。
追加で板名やカテゴリの入力を求められる場合、好きなように入力して構いません。

URLの例

http://localhost:22266/test/

記法

必要なければ特に意識する必要はありませんが、利便性のためにいくつか特殊な記法を導入しています。
詳しく知りたい場合は記法の項をご覧ください。

終了

システムトレイのアイコンから終了を選びます。
コマンドラインでの実行であれば Ctrl-c でも安全に終了できます。

設定

設定ファイルを使う方法と実行時引数による方法があります。

設定ファイル方式

実行場所に chiraura.ini ファイルを作成し、以下の様式で設定を記述します。

{指定子1} = {値1}
{指定子2} = {値2}
{指定子3} = {値3}
...

chiraura.ini の例

port = 10001
bbsPort = 10002

実行時引数方式

実行時に以下の様式で設定を記述します。

 -{指定子1} {値1} -{指定子2} {値2} -{指定子3} {値3} ...

実行例

java -jar chiraura.jar -port 10001 -bbsPort 10002

設定指定子

指定子 値の意味
port 他のちらしの裏に対する待機ポート番号(開けなきゃならないポート。初期値は24804)
bbsPort 2ちゃんねるブラウザに対する待機ポート番号(開けなくていいポート。初期値は22266)
root 作業場(色々データを置く場所。初期値は実行場所)
gui システムトレイにアイコンを表示するかどうか(true/false)
consoleLogLevel コマンドラインで実行した際に画面に出力する情報の量。INFO が標準。ALL にするといっぱい出る
fileLogLevel ファイルに出力する情報の量。同上

アップデート

chiraura.jar を上書きしてください。

初期個体

作業場の peers.txt ファイルに書くことで、起動時に接続する個体を変えることができます。
ちらしの裏の書庫には、作者の個体情報を含んだ peers.txt が付属しています。

peers.txt

記述は、ちらしの裏独自の ^XXXXXX... 形式の他に {ホスト名} {ポート番号} 形式も使えます。

peers.txt の例

^znvi+N/quIwIrDPA4hbG6g/yHtFDWkoQDtxL4++wJikwl3QLpQRZ5HSrlYbT
kusoyaroushineyo.com 24804

上の初期個体は架空のものです。

個体情報の公開

自分の情報を公開したい場合、作業場につくられる self.txt に独自形式で個体情報が書き出されます。
また、システムトレイのアイコンから公開用個体情報のコピーを行っても得られます。

個体ごとに、板のデフォルト名無しを設定することができます。また、簡易的に bbsmenu.html を表示することができます。
設定は作業場の menu.txt ファイルに書きます。

あくまで個体ごとなので、他の人には影響を与えられません。
書庫付属の menu.txt に対する要望は test 板等でお願いします。

menu.txt

記述は {カテゴリ} または {板} {板のラベル} {名無し} の形式で、文字コードは UTF-8 です。

menu.txt の例

ちらしの裏
test てすと ようこそ、名無しさん
poem ポエム よみびとしらず

記法

ちらしの裏を使う上で便利な記法を導入しています。

chiraura://

chiraura:// と書き込むと、読み込み時に (chiraura://)ttp://{ちらしの裏の2ちゃんねるブラウザ用ホスト}/ に置換されます。
例えば、

chiraura://poem/

と書き込むと、http://localhost:22266/test/ から読んだ人には

(chiraura://)ttp://localhost:22266/poem/

と表示されます。 http://192.168.0.2/test/ から読んだ人には

(chiraura://)ttp://192.168.0.2/poem/

と表示されます。

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